Pythonプログラミングで良く使用する文字列と文字列の連結(結合)方法を解説します。
文字列の値と文字列の値を連結(結合)する
文字列の値を並べて書くと文字列が連結(結合)されます。
サンプルプログラム(ソースコード)
文字列の値を連結(結合)するプログラムです。
# 文字列と文字列の間に半角空白なし
print("abc""def")
# 文字列と文字列の間に半角空白あり
print("ABC" "DEF")
サンプルプログラム(ソースコード)の保存先
- 保存先(venv仮想環境):C:\code\py310\venv\trial
- ファイル名:sample_code_025.py
- エンコード:UTF-8
コマンドプロンプトでサンプルプログラム(ソースコード)を実行
文字列の間に半角空白をいくつ入れても同様の結果となります。
(trial) C:\code\py310\venv\trial>python sample_code_025.py
abcdef
ABCDEF
(trial) C:\code\py310\venv\trial>
変数に代入した文字列を連結(結合)する
変数と変数の間に算術演算子の加算演算子「+」または複合代入演算子の加算代入演算子「+=」を入れると文字列が連結(結合)されます。
サンプルプログラム(ソースコード)
変数に文字列を代入し「+」演算子と「+=」演算子で連結(結合)するプログラムです。
# 変数に文字列を代入
a = "Python"
b = " "
c = "Start"
# 「+」演算子で文字列を連結(結合)
print(a + b + c)
# 変数に文字列を代入
d = "織田"
e = "上総介三郎"
f = "信長"
# 「+=」演算子で文字列を連結(結合)
d += e
d += f
print(d)
文字列を代入した変数を並べて「print(a b c)」と書くとエラーとなります。
サンプルプログラム(ソースコード)の保存先
- 保存先(venv仮想環境):C:\code\py310\venv\trial
- ファイル名:sample_code_026.py
- エンコード:UTF-8
コマンドプロンプトでサンプルプログラム(ソースコード)を実行
「+」演算子と「+=」演算子どちらも同様の結果となります。
(trial) C:\code\py310\venv\trial>python sample_code_026.py
Python Start
織田上総介三郎信長
(trial) C:\code\py310\venv\trial>
まとめ
- 文字列の値を並べて書くと連結(結合)できる
- 文字列を代入した変数と変数の間に「+」か「+=」演算子を入れると連結(結合)できる
- 文字列を代入した変数を並べて書くとエラーとなる